
-1H MRスペクトルから代謝産物の濃度を自動計算-
LCModel はMRI装置の1H MRS(PressまたはSteamシークエンス)から代謝産物の定量解析を行うソフトウェアです。代表的なMRメーカーのrawデータの読み込みに対応しており、スペクトルを自動処理(FT, 位相補正等)し、カーブフィットした後に、MR装置、TE毎のBasis-setデータと比較し、代謝物毎のピーク分離で計算されるピークエリアから各代謝産物の定量(水分を基準としたmM(mmol/L)濃度、または対Creatine比)計算を自動的に行います。分析結果はMRスペクトル、代謝産物の名称、濃度、標準偏差(SD)の情報と共にポストスクリプト(PS)ファイル、CSVファイル、TXTファイルへ出力されます。オプション設定で指定代謝物のピーク分離解析結果を出力することもできます。また解析後プロセス用のシェルスクリプトを変更してPSファイルからの画像変換、集計などをカスタマイズできます。
・Ver6.1からIMCL (筋細胞内脂肪)、EMCL (筋細胞外脂肪)の解析機能が追加されました(適用例:スポーツ医学、生活習慣病などの研究・解析)。
・Ver6.2から、脂肪(lipid)、肝脂肪(liver)、胸部脂肪(breast)(適用例:メタボリック症候群、肝脂肪などの研究・解析)と脳髄液(CSF:通常のNAA,Cho,Crのピークの代わりに、CSFではLac,Glcのピークを基準に解析します) 解析が追加されました。 脂肪解析の場合はbasis-setは必要ありません。(2007年9月)
(詳細はお問い合わせ下さい)。日本磁気共鳴医学会MRS有用性検討スタディグループ会議において、臨床的なMRSデータ収集時の標準化のために利用されています。
磁気共鳴代謝研究会(京都で2008年7月26日(土)開催予定)の開催日午前中に、日本磁気共鳴医学会MRS有用性検討スタディグループ会議と共催で第一回LCModelユーザーズミーティングを開催する予定です。LCModelユーザーズミーティングには日本磁気共鳴医学会会員以外の方も参加可能です。詳細日程が決まり次第募集告知、ユーザの方にはご連絡いたします。
| Ala | L-Alanine |
| Asp | Asparate |
| Cr | Creatine |
| GABA | γ-Aminobutyric Acid |
| Glc | Glucose |
| Gln | Glutamine |
| Glu | Glutamate |
| GPC | Glycerophophocholine |
| PCh | Phosphocholine |
| Ins,mI | myo-Inositole |
| Lac | L-Lactate |
| NAA | N-AcetylAsparate |
| NAAG | N-AcetylAsparatylglutamate |
| Scyllo | scyllo-Inositol |
| Tau | Taurine |
| -CrCH2 | Creatine methylene group |
| Gua | Guanideacetate |
| IMCL (intramyocellular lipids) | 筋細胞内脂肪 |
| EMCL (extramyocellular lipids) | 筋細胞外脂肪 |
| Lip13 | 脂質のCH2に対応した1.3ppm付近のピーク |
| Lip09 | 脂質のCH3に対応した0.9ppm付近のピーク |
| Lip20 | 脂質のCH2に対応した2ppm付近のブロードなピーク |
| Lip53 | 脂質のCHに対応した5.3ppm付近のピーク |
| Cho | コリンに対応した3.2ppm付近のピーク |
Unix版のみであったLCModelについにLinux版がリリースされました!!!

Intel PentiumII以上のCPUを搭載したPCが必要になります。
ディストリビューションはRedHat系Linux(CentOS,Fedora)をご使用されることを推奨します。
Window ManagerはKDE, GNOME, fvwm2を推奨します。
Old GNOME Window Managerをご使用になるとLCMgui windowを手動でMoving, Resizingする必要があります。
PentiumIV 2GHz以上のPCをご使用になれば、今まで使用していたUnixよりも解析が早くなると思います(開発者より)。
※ ユーザ様でLinuxシステムを用意する場合、PostScriptファイルを表示するビューアーをインストールしてください。また、ネットワークからデータ取得する場合、Samba, NFS, FTP等をインストールすることを推奨します(環境によって異なります)。
弊社では、LCModelをプリインストールしたLinuxシステムも販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※ライセンス申請方法
ご購入時は導入されるPCに一旦LCModelをインストーしていただく必要があります。ライセンス申請時にUNIX版ではプリント出力されたファイルもしくは~/.lcmodel/test/output/test.psに記載されていたID番号をご連絡いただいておりましたが、Linux版では、テストラン時に作成される~/.lcmodel/data-for-licensingファイルをE-mail等で送ってください。
また、解析時に成分の基準となるBasis-setファイルが必要になりますので
Sun, SGI, Compaq/DEC Unix
Linux(Red Hat Linux, Fedora Core)
Single-voxel data
一部のMulti-voxel(CSI) data(GE, Siemensでは検証済み)
(LastUpdate 2007.9)
http://s-provencher.com/pages/lcm-test.shtml
インストール方法を参照して下さい。[PDF / 14KB]
http://s-provencher.com/pages/lcmodel.shtml